新 由紀さん 50歳
そもそも、新さんが土木建設業界に入ったきっかけを教えてください
新さん
ハローワークで紹介してもらいました。 初めて経験する業界だったのですが、公共工事を主に受注している会社で、道路や橋梁などの社会のインフラ整備に貢献したいと思って転職しました。 面接に行ったときの会社の雰囲気が、アットホームで楽しそうだったのもきっかけです。 ティーネットジャパンの雰囲気も、上司と部下の距離が近くて話しやすく、とても働きやすい環境だと思っています。
現在、どのようなお仕事をされているのか教えてください
新さん
広島市安佐北区内の豪雨災害復旧工事に伴う発注者支援業務を行っています。 工事の発注資料や積算資料の作成や工事の設計図書に基づいた工事受注者に対する指示・協議に必要な資料の作成、工事受注者から提出された資料と設計図書との照合、現地の確認や調査、必要な資料の作成を行っています。
これらのお仕事をされていくうえで、新さんが大事にしていることはありますか?
新さん
そもそも文系出身で基本的なことが分からないので、わからないことはネットで調べるか、先輩に聞くようにしています。工種や土質など覚えることが多いので、まずは広く浅く知識を身に付けて行きたいです。 技術力の目安になるので、RCCM等の資格勉強も継続したいと思っています。
お仕事をされていて、どんなときにやりがいを感じますか?
新さん
現場経験が少ないので、先輩方が業界用語で議論しているのを聞きながら、わからない所はすぐに調べるようにしています。 早く一人前の技術者になれるように日々勉強していきます。
新さんがこれまでに印象深かったお仕事やプロジェクトについて教えてください。
新さん
ティーネットジャパンに入社するで前の会社でのことになりますが、区画整理事業を受注した時のことです。 会社のある地域は乱雑で無秩序な土地で、道路も細く夜は防犯上の不安も大きい地域でした。 数年に渡る区画整理事業で、不整形な宅地を長方形などの整形地にし、起伏のある地形を改善して公園などの公共施設を一括で整備改善しました。その結果、防犯上の不安のあった地域が良質な街並みに変わりました。土地の人気も高まって、地域の活性化にもつながりました。こういった点に土木の仕事の魅力を感じました。
新さんにとって発注者支援業務やティーネットジャパンの魅力はどんなことですか?
新さん
「発注者支援業務」という仕事があるのは、なんとなく知ってはいたのですが、いざ実際に業務に入ってみると、発注者側と受注者側の間にあって双方の橋渡し役になるとても重要な仕事だと感じています。特にコミュニケーション能力は大切だと感じています。工事が円滑に進むために支援業務があるのだと思います。
お仕事をされる中で、女性ならではのご苦労、悩みはありますか?
新さん
発注者支援業務のなかで、現場確認作業があります。 災害復旧工事がほとんどなので、河川の中を下流から上流まで歩いて確認する作業があります。石ころだらけの足場が悪いところを、ひたすら進むので、ケガをしないように気を付けながら先輩に遅れないように必死について行かなければいけません。 もともと体力に自信はありますが、女性だからという理由で、遅れたり弱音を吐いたりしないように心掛けています。
最近、女性の土木建設で働く人が注目され増えていますが、土木建設業界で働きたいと思っている女性、土木施工管理技士を目指す人に伝えたいことは?
新さん
私は、子育て中は事務職として建設業界で働いていました、その時に1級土木施工管理技士を取得しました。子育ても終わった現在、ティーネットジャパンに採用して頂いて、現場に出させてもらっています。コツコツと努力を惜しまずに目標をクリアしていけば、やりたい仕事に就けると思います。挑戦を始めるのに年齢・性別は関係ないと思います。 これからの建設業界は女性の力が不可欠です。発注者支援業務は発注者と受注者双方の橋渡しをする仕事です、女性ならではの細やかな、気づきや配慮、真面目さが活かされる仕事だと思います。是非多くの女性にチャレンジして頂きたいです。 そのような「ドボジョ」にお会いできるのを楽しみに待っています。
最後に、新さんがこれからやってみたい仕事、目標を教えてください。
新さん
日々勉強ですが、先輩方を見習って資格試験にチャレンジして、いつか管理技術者になりたいと思います。
全国で働く(株)ティーネットジャパン の技術者に聞きました
インタビュー記事の一覧はこちら
本サイトの監修・取材協力企業
株式会社ティーネットジャパンとは
発注者支援業務において
日本を代表する企業
株式会社ティーネットジャパンは、公共事業の計画・発注をサポートする「発注者支援業務」において日本を代表する建設コンサルタントです。
建設コンサルタントにおける『施工計画、施工設備及び積算』部門の売上げで21年連続業界1位を獲得(『日経コンストラクション』2023年4月号「建設コンサルタント決算ランキング2023」)。主に官公庁の事務所に拠点をおいた業務のため、官公庁に準じた完全週休2日制。ゆとりある環境です。