土木施工管理技士の資格取得を目指している方にとって、1級・2級土木施工管理技士の試験日程や前年からの変更点などはとても気になるポイントです。このページでは、2024年の1級・2級土木施工管理技士の試験日程などをまとめました。
申込受付期間 | インターネット申込:令和6年3月22日(金)~令和6年4月5日(金)23:59 書面申込:令和6年3月22日(金)~令和6年4月5日(金) |
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第一次検定 試験日 | 令和6年7月7日(日) |
第一次検定 合格発表日 | 令和6年8月15日(木) |
第二次検定 試験日 | 令和6年10月6日(日) |
第二次検定 合格発表日 | 令和7年1月10日(金) |
受検の申込みはインターネットを利用したオンラインでの申込みと、あらかじめ申込用紙をオンラインなどで購入した上で簡易書留郵便による個人別申込のどちらか一方を任意に選択することが可能です。ただし新規受検者の場合は受検資格の審査などを受けなければならないため、必ず書面申込が必要です。
一方、第一次検定のみを受検する場合、第一次検定のみに対応した申込用紙がないため必ずインターネット申込での申請となります。
なお、インターネット申込と書面申込ではそれぞれ申込期間の締切時刻に注意しなければならず、前者であれば令和6年4月5日の23時59分と日付変更の直前まで申請を行うことができますが、書面申込については締切日の消印のあるものが有効になっています。
また書面申込の場合はあらかじめ申込用紙を購入しなければなりません。
申込期間内に申込み手続きが完了していれば、令和6年6月17日に「1級第一次検定」の受検票が発送されます。
発送日から1週間が過ぎても受検票が手元に届かない場合、「6月24日以降」に技術検定を実施している全国建設研修センターへの問合せを行ってください。なお、発送日はあくまでも発送される日であるため、発送日の時点で手元に受検票が届いていなくても心配する必要はありません。
なお、受検票を紛失してしまった場合、再発行してもらうことが可能です。そのため、受検票を紛失してしまった人は先ほどと同様に全国建設研修センターへ問い合わせて再発行の手続きを行いましょう。
1級第一次検定の試験日は令和6年7月7日(日)です。
第一次検定の試験会場は全国14会場となっており、受検場所は手元に届いた受検票に会場名として記載されているため、必ず事前に受検票の内容をチェックしておき、自分の受検会場を正しく把握しておいてください。
なお、受検会場の場所が明らかに遠方であるような場合、申請内容に不備があった可能性もあるため、速やかに全国建設研修センターへ問い合わせます。
1級第一次検定の合格発表は令和6年8月15日(木)です。
合格者については、合格発表日の朝9時に全国建設研修センターの公式ホームページにおいて、該当者の合格番号が公表されます。
また、その後に改めて手元へ合格通知が郵送されてくるという流れです。
なお、合格していたにもかかわらず、合格発表から1週間が経過しても合格通知が郵送されてこない場合、8月22日以降に全国建設研修センターへ問合せを行ってください。
1級第二次検定の受検手数料の支払い期日は令和6年8月15日(木)~8月29日(木)です。
ただし1級第二次検定は第一次検定に合格していた人のみが受けられるため、受検手数料についても第一次検定の合格を確認してから支払うことがポイントです。
そのため、第一次検定の合格発表日から2週間後の8月29日までが支払期間となります。なお、支払期日に間に合わなかった場合、第二次検定を受検することはできません。
1級第二次検定の受検票は令和6年9月13日(金)が発送日となっています。
なお、翌日から週の終わりにさしかかるため、実際に受検票が手元に届くまで数日のタイムラグが生じる可能性もあります。
第一次検定の時と同様に、受検票が発送日から9月20日まで1週間を待っても到着しないような場合は速やかに全国建設研修センターへ問合せを行ってください。再発行の場合に関しても同様です。
1級第二次検定の試験日は令和6年10月6日(日)です。
なお、第二次検定は試験会場として全国13会場が設定されています。第一次検定の時は14会場でしたが、第二次検定では「鹿児島」の会場がなくなって全国13会場となるため、第一次検定で鹿児島会場が受検会場であった人は特に注意しておきましょう。
自分の受検会場については、第二次検定の受検票に会場名が記載されているため、事前にきちんと確認しておいてください。
1級第二次検定の合格発表日は令和7年(2025年)1月10日(金)となります。
第二次検定の受検日が2024年であったのに対して、合格発表は翌年の2025年となるため注意してください。
合格発表の方法については第一次検定の時と同様に、合格発表日の朝9時に全国建設研修センターの公式HPにおいて合格番号が発表され、その後に改めて合格通知が郵送されてきます。合格通知が届かない場合は、2025年1月17日以降を目処に全国建設研修センターへ問い合わせてください。
2024年の1級土木施工管理技術検定に関して、まず受検資格の要件に変更があったことを確認しておきましょう。
具体的には、第二次検定の受検資格が新しい受検資格に変更されます。ただし2024年度(令和6年度)から2028年度(令和10年度)の5年間は受検資格の制度改正に伴う経過措置として設定されており、前年度までの受検資格(旧受検資格)でも新しい受検資格でも、どちらでも受検することが可能です。
なお、第一次検定については、受検年度末時点で「19歳以上」であれば受検することができます。そのため2024年の1級土木施工管理技術検定の第一次検定に関しては、2024年度末時点で満19歳であることが受検要件です。
第二次検定の受検資格については、以下のような項目が変更点になります。
なお、上記の変更点でも別表等が用意されているものもあるため、詳細は必ず全国建設研修センターの公式ホームページでご確認ください。
第一次検定(前期)申込受付期間 | インターネット申込:令和6年3月6日(水)~令和6年3月21日(木)23:59 |
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第一次検定(前期)試験日 | 令和6年6月2日(日) |
第一次検定(前期)合格発表日 | 令和6年7月2日(火) |
第一次検定(後期)申込受付期間 第二次検定 申込受付期間 | インターネット申込:令和6年7月3日(水)~令和6年7月17日(水)23:59 書面申込:令和6年7月3日(水)~令和6年7月17日(水) |
第一次検定(後期)試験日 第二次検定 試験日 | 令和6年10月27日(日) |
第一次検定(後期)合格発表日 | 令和6年12月4日(水) |
第二次検定 合格発表日 | 令和7年2月5日(水) |
2級第一次検定(前期)の申込受付は「インターネット申込」となっており、受付期間は令和6年3月6日(水)~令和6年3月21日(木)23:59です。
ただし能登半島地震の被災者など震災の影響を受けた人に関しては受付期間の延長が認められることもあります。
なお、2級第一次検定(前期)は対象種別が「土木のみ」となっており、その他の種別や第二次検定、第一次検定(後期)については別途申込受付期間や申込方法が設定されているため、そちらを確認してください。
2級第一次検定(前期)の受検票発送は令和6年5月13日(月)です。
なお、発送日から1週間が経過しても受検票が手元に届かない場合は5月20日(月)以降が問合せの目安期間となっています。
受検票には検定種目と試験日時、試験会場、そして受検番号が記載されているため、不備がないか確認した上で受検日まで大切に保管してください。受検票を紛失してしまった場合は速やかに全国建設研修センターへ問い合わせましょう。
2級第一次検定(前期)の試験日は令和6年6月2日(日)です。
受検は指定されている受検会場で実施され、当日は受検票など必要なものを用意した上で開始時刻へ遅れないよう現地を訪れてください。
なお、試験地の変更は原則として認められていませんが、転勤や転居などやむを得ない事情によって変更が必要になる人については「5月27日(月)必着」までに変更届など必要な書類を全国建設研修センターへ郵送してください。
2級第一次検定(前期)の合格発表日は令和6年7月2日(火)です。
合格発表については発表日の朝9時に全国建設研修センターの公式HPにおいて合格者の番号が発表され、公表期間は7月17日までとなります。
また発表日付で全国建設研修センターから合格者と不合格者へ文書で通知が郵送され、合格している人は必ず手元に合格通知が到着することを確認してください。なお7月9日(火)を過ぎても合格通知が届かない場合は要問合せです。
2級土木施工管理技術検定の受検資格について、第二次検定の受検資格が令和5年度以前と令和6年度以降で変更されている点に注意してください。ただし2024年度(令和6年度)から2028年度(令和10年度)の5年間は経過措置として旧受検資格でも受検可能です。
なお、2級土木施工管理技術検定の第一次検定については従来の受検資格から変更されておらず、令和6年度末時点で「満17歳以上」の人であれば受検できます。
第二次検定については、まず卒業の学歴や学科は問われなくなり受検しやすくなりました。
具体的には、資格に該当する工事に関して「令和3年度以降の2級一次検定合格後、3年以上の実務経験がある人」もしくは「令和3年度以降の1級一次検定合格後、1年以上の実務経験がある人」となっています。
なお、土木施工管理技術検定については「技術士第二次試験合格者で合格後1年以上の実務経験のある人」も受検可能です。
その他の種別など詳細については全国建設研修センターへお問い合わせください。
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