建築用ソフトのひとつであるRevitを紹介しています。機能については「建築設計に関する機能」「構造エンジニアリングに関する機能」「機械・電気・配管エンジニアリングに関する機能」「施工に関する機能」の4つに分けてまとめました。
建築用のソフトをはじめとする便利なアイテムについて理解しておくことは、土木・建設業界のトレンド事情を把握する上でも大切です。土木施工管理技士として建設業界でスキルアップしていくことにもつながるはずです。こちらの記事を、Revitに関する知識を深めるためのヒントとして、ぜひお役立てください。
設計を経験したことがある人におすすめの建築用ソフトです。建築設計の分野では多種多様なCADソフトが導入されていますが、Revitもそのひとつです。
Revitの主な特徴としてあげられるのは、BIMに強いCADソフトであるという点。BIMとは、これまでの2DCADに代わる存在として導入が進んでいる新しいツールです。
Revitは、Autodesk社によって開発された3DCADソフトで、BIMに特化した設計支援ツールです。
「Revit 2022.1」版で、相互運用性がさらにアップされました。BIMワークフロー対応のアップグレード機能です。その結果、いくつかのシートダイアログの複製ができるようになり、ドキュメントを制作するための所要時間を短くすることが可能になると考えられます。
さらに、2次元および3次元でのコンポーネント配置やスケッチ、計測などの作業も、新しいタイプのスナップ機能を使うことで、スピーディーにすすめやすくなりました。をさらに正確に迅速に行えます。
プロジェクト参加企業間で共通するマスタープロジェクトモデルから各分野の専門家へローカルコピーをつくり、元のデータと同期することが可能です。そのため、効率的なワークシェアリングの実現につながります。
「CIVIL 3D」「INFRAWORKS」「AutoCAD」など、Autodesk社のほかのソフトと連携して使用することが可能です。インフラ設計から設計・施工・管理までをカバーするさまざまなソフトをまとめ、比較的導入しやすい価格で提供されている「AEC COLLECTION」というサービスを導入することもできます。
意匠設計など、人気の高い分野の設計だけでなく、構造や設備の設計をおこなう際にも便利に使用することができます。また、Revitを意匠・構造・設備の各担当者が共有することで、ひとつのBIMモデルにそれぞれが手を加えていく方法で設計業務を進めていくことが可能です。
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