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マリコンに転職するメリット

「マリコン」とは、海洋関連の工事を行う業界のこと。建設業界にいても聞きなれないかもしれません。マリコンは新規参入が難しいため、ほとんど特定の企業が仕事を独占しています。マリコンの仕事内容や給料、将来性についてまとめました。

マリコンとは

ゼネコンの中でも陸上ではなく海洋関連の建築をメインに行う業界のことをマリコンと言います。「海洋トンネル」「港湾施設」の建設や埋め立てなどが事業内容です。

「マリン(海)」と「コンストラクション(建築)」を組み合わせてマリコンと言います。

海洋工事には、超大型の多目的船が必要なことや一般的な建設業とは異なる知識や技術が必要なため、簡単に参入できません。そのため、マリコンは「五洋建設株式会社」「東洋建設株式会社」「東亜建設工業株式会社」の3社がほとんどのシェアを占めています。

マリコンの仕事内容

仕事内容は、海や河川などでの建設です。海底トンネルや橋、埋立、浚渫、護岸などの工事を行います。

基本的な「工程」「品質」「原価」「安全」の管理は、陸上での建設業と同じです。職人、CADオペレーター、施工管理、現場代理人、設計者などがそれぞれの役目をこなします。

ただ、海や河川での作業は、工事の状況を目視で確認できないことも多々あるのが特徴です。そこで、3Dデータで現場を再現してコンピューター上で進捗管理をしていきます。

また、日本のマリコンは東南アジアなど海外で高い評価を得ており、海外での業務も多いです。「スエズ運河拡幅工事」では、五洋建設が携わり、日本の技術力を世界に知らしめました。

マリコンで働くメリット

マリコンは、ゼネコン全体の平均年収より、給料が高い傾向がります。一般のゼネコン全体では平均年収は約650万円。一方、マリコン3社の平均年収は、五洋建設株式会社876万円、東洋建設株式会社789万円、東亜建設工業株式会社877万円です。

この大手3社がマリコンの中心でほとんど競合がいません。そのため、仕事の取り合いが起こらず、安定して収益を得られています。3社で仲良く仕事を分け合っている状態です。業績の不安を考える必要がなく、落ち着いて働ける業界と言えるでしょう。

マリコンに必要な資格

マリコンに就職するときは特別に資格が必要なわけではありません。就職してから技術を身につけていけます。

就職を有利に進めたいなら、マリコンも建設業なので、土木施工管理技士や建築施工管理技士など、土木関係の資格を取得しておくといいでしょう。

マリコンは、海洋土木以外に陸上での土木・建築工事も請け負います。そのため、陸上でも役に立つ資格があれば、就職に有利なのはもちろん、就職後のキャリアアップにも使えるのでおすすめです。

マリコンの将来性

「マリコン」という言葉を聞きなれないため、将来性への不安を感じるかもしれません。しかし、マリコンの将来は、今後も順調に伸びることが予想されています。

インターネットが普及し、海外からの輸送も増えています。そのため、コンテナ船は大型化し、旅行者を乗せる大型のクルーズ船も増えました。大型の船が行き来すれば、港湾拡張工事が必要です。

このように、時代に合わせて海洋関連の工事は増えていきます。また、自然災害が増えている影響もあり、防災のために護岸工事なども多いです。

日本に限らず海外でも多く受注しています。今後も海外からの依頼は増えます。また海洋だけではなく陸上でも業務をおこなっているマリコンは、業務の幅がとても広く、将来的にも繁栄していくでしょう。

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