すべての労働者に適用される労働基準法ですが、土木施工管理技士試験においても出題範囲に含まれています。
ここでは、土木施工管理技士試験における労働基準法の出題ポイントをまとめています。
受験を予定されている方はぜひ参考にして頂き、試験対策に取り組んでください。
この記事は2021年9月時点の情報を元に作成しています。
そのため最新の情報とは異なる可能性がありますので、受験年度に対応したテキストなども確認しながら勉強を進めるようにしましょう。
1週間の労働時間は40時間、1日については8時間を超えて労働させてはならない。
坑内労働の労働時間は労働者が坑口に入ってから出るまでの時間で、休憩時間も労働時間に含まれる。
※労働時間は「1週間で40時間」と覚えておくとよいでしょう。
40時間を44時間として正誤を問う問題も出題されることがあります。
労働時間が6時間を超える場合は45分、8時間を超える場合は60分の休憩を与えなければならない。
※6時間と8時間、45分と60分を入れ替える形で出題されることがありますので注意しましょう。
6か月間継続勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者には10労働日の有給休暇を与えなければならない。
※試験対策としては、「6か月間で10日間」というポイントを押さえておくとよいでしょう。
6か月を12か月、10労働日を6労働日に入れ替えて出題されることもあります。
毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない。
ただし、4週間を通じて4日以上の休日を与える使用者についてはこの限りではない。
※法定休日については「4週4休」と覚えておくとよいでしょう。
労働者の過半数を代表する者、もしくは労働組合と書面による協定で定める。
労使協定をし行政官庁に届けた場合においては、その協定に定めるところによって労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。
坑内労働のような健康上特に有害な業務の労働時間の延長は、1日について2時間を超えてはならない。
※「労働者の過半数を代表する者、もしくは労働組合」を「個々の労働者」と入れ替えて出題されることがあります。
土木施工管理技士における、法規問題の出題傾向は次の通りとなっています。
【出題数】
【出題範囲】
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