米原 克紀さん 49歳
米原さんは、もともと設計コンサルタントだったと伺っていますが、そこから転職された経緯を教えてください。
米原さん
ティーネットジャパンには、当初設計部門(設計コンサルタント)があって、そちらにて採用いただきました。
その後、徐々に施工管理の部署にスライドしていった感じです。
現在はどのようなお仕事をされているのですか?
米原さん
国交省の富山監督員詰所で発注者支援業務の管理技術者をしています。
プロフィールの写真に写っているのは、無人化施工建機によって砂防堰堤を構築した工事の様子です。
なぜ無人化施工なのかというと、いつ何時、土砂崩れや土石流が発生してもおかしくない場所での施工だからです。無人化施工建機には、それぞれカメラが取り付けられていて、離れた安全な場所から遠隔で重機を操作しているのです。
仕事をしていくうえで米原さんが大切にしていることを教えてください。
米原さん
信用・信頼を今以上に向上させること。それと、円滑なコミュニケーションですね。
米原さんは、どんなときにこの仕事のやりがいを感じますか?
米原さん
とても困難だった業務が終わった時に、顧客から労われたときですね。
ほかには、自分が関わった工事が形として残ること、後世まで地図に残ることです。
米原さんがこれまでに印象深かったお仕事やプロジェクトについて教えてください。
米原さん
関西電力の宇奈月水力発電所建設工事です。私自身、初めての工事監督支援業務だったこともありますが、アロケーションで国土交通省の宇奈月ダムと同時に施工されていたので、ダムの湛水式に参加できたことや、調査で黒部ダムの監査路(ダム堤体内)に行けたことが印象深いです。
※湛水式…排水ゲートを閉じてダム内の水を計画洪水位まで湛水(1/100年確立の洪水位でサーチャージとも言う)すること。
米原さんにとって発注者支援業務やティーネットジャパンの魅力はどんなことですか?
米原さん
いろんな顧客がいらっしゃるので、その方たちと出会えるのが魅力です。
この仕事を始めてから辛かったこと、失敗や挫折の経験はありますか?
米原さん
現場の立会が朝から晩まであって、事務所に戻ってから書類整理と積算業務と毎日遅くまで仕事していたことでしょうか。気力と根性で乗り切りました!
土木建設業界で働きたいと思っている人、土木施工管理技士の資格取得を目指す人に、アドバイスをお願いします!
米原さん
何はともあれ、まずは元気に挨拶が出来る人間になってください!
技術やスキルはそのあとで何とでもなります。
最後に、米原さんがこれからやってみたい仕事、目標を教えてください。
米原さん
これまで河川系に多く携わってきたので、道路系も関わってみたいです。
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建設コンサルタントにおける『施工計画、施工設備及び積算』部門の売上げで22年連続業界1位を獲得(『日経コンストラクション』2024年4月号「建設コンサルタント決算ランキング2024」)。主に官公庁の事務所に拠点をおいた業務のため、官公庁に準じた完全週休2日制。ゆとりある環境です。