土木建設業界で今起きている、ホットな話題をお届けします。今土木で働いている人も、これから土木に転職を考えている人もチェックして業界の流れについて行けるようにしておきましょう。
さまざまな現場でドローン活用始まる、コストと時間を削減
少ないコストで手軽に飛ばせるドローンは様々な業界で活用され始めていますが、建設業界も例外ではありません。高所からの写真撮影や測量といった使い方では、写真撮影時間の短縮や事前測量による現場効率化など様々なメリットが。撮影ポイントが見つからない場合も空撮の手配が必要ありません。
また、高速道路や橋梁などの高所点検業務にも活用が始まっています。わざわざ足場を組んだり、高所作業車を手配したりする必要がないため、時間とコストを大幅に削減できます。災害発生時に人が入っていけない場所の被害状況を確認するのにも活用されています。
ランキングを見れば、業界の動向や会社の盛衰が分かる
建設業界の中で毎日忙しく働いていると、業界の動向チェックなどは後回しになりがちです。しかし、キャリアアップを目指すなら常に最新の情報は手に入れておきたいところ。中でも、どのような企業がシェアを持っていて、伸びてきているのかといった動向は最低でもチェックしておきましょう。
売上高ランキングを見れば会社の規模感が分かりますし、「総合評価落札方式」の受注額ランキングを見れば会社の技術力を相対的に推察できます。こうした情報は会社のホームページを見ても分かりません。今働いている方、これから業界入りを考えている方もぜひランキングをチェックして参考にしてください。
高輪エリアの大規模開発、高速道路インフラ整備など進む
世界に誇る日本の土木技術によるビッグプロジェクトは、国内外からの注目も少なくありません。2020年に向けた暫定開業を進める高輪ゲートウェイ駅周辺では、JR東日本による大規模再開発が進行中。国際ビジネス交流の拠点となる大型ビル群を2024年に開業予定です。新しい都市づくりの試みも多数投入されており、土木技術の発展にも寄与しそうです。
また、全国で老朽化が進む高速道路リニューアルプロジェクトも進行中です。管轄するNEXCO三社が、性能回復とライフサイクルの長期化を目的とした補修工事を順次進めています。
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株式会社ティーネットジャパンは、公共事業の計画・発注をサポートする「発注者支援業務」において日本を代表する建設コンサルタントです。
建設コンサルタントにおける『施工計画、施工設備及び積算』部門の売上げで22年連続業界1位を獲得(『日経コンストラクション』2024年4月号「建設コンサルタント決算ランキング2024」)。主に官公庁の事務所に拠点をおいた業務のため、官公庁に準じた完全週休2日制。ゆとりある環境です。