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土木施工管理技士の面接対策は?

面接のポイントや聞かれる質問は?

土木施工管理技士として働くためには、土木工事の施工会社で採用選考を受け、採用されなければ始まりません。しかし、未経験からの転職のように、建設業の経験などがない場合、面接でどのようなことを聞かれることになるのか想像できない、という人もいるのではないでしょうか。

ここでは土木施工業者として働くために、企業の採用面接等で押さえておきたい質問についてまとめていきます。面接対策に、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ土木建設で働きたいのですか?

土木建設会社の面接だけではありませんが、面接では「志望動機」について質問されます。採用担当者は、土木建設を志した理由をもとに、志望者が採用すべき人材であるかどうか、まずは見定める材料にするはずです。最初に聞かれる質問にもなりやすいからこそ、「他に仕事がないから」「募集があったから、なんとなく」といった返答は避けたいところです。

迷いがなく、明確な返答が求められているからこそ、「地図に残る大きな土木工事に憧れている」「インフラ構築の仕事に意義を感じるから」「屋外で身体を動かして働くことが好きだからです」というように、具体性を持たせたわかりやすい返答をできるよう準備しておきましょう。

この会社を選んだ理由は何ですか?

「数ある土木建設会社のなかで、なぜこの会社を受けようと思ったのか?」という質問ですが、ここで問われているのは、ミスマッチを防ぐために、どれほど自社に対するこだわりがあるのか、ということです。そのため、上記の質問とは異なり、「土木工事に携わりたい思いのなかでも、さらにこの会社でなければならない理由」を明確に返答できなければなりません。極論を言えば、土木建設に関わりたいだけなら、この会社でなくてもよいからです。

そこで、面接対策として準備しておきたい返答には、その会社がこれまで手掛けた土木事業や理念などをしっかりと事前に企業研究をした内容を盛り込みたいところ。「御社が○○のプロジェクトを担当したことを知って、とても感銘を受けたからです」など、うわべだけではない理由を考えておきましょう。

大変な仕事ですが大丈夫ですか?

土木建設の企業で働く以上、志望者には「体力的にきつい仕事である」ということを面接のタイミングで確認しておきたい採用担当者は、少なくないでしょう。これはやや厳しい質問と言えますが、その分、採用担当者が「新入社員には長く働いてほしい」と考えている証拠でもあります。しっかりと自信を持って「大丈夫です」と言い切ることがポイントです。

「スポーツをしていたので、体力には自信があります」、「これまで、どんな仕事でも最後までやりきってきたので、大丈夫です」など、大丈夫である理由も一緒に答えることができれば、なお好印象でしょう。大変な仕事だからこそ、ポイジティブさが求められる側面もありますから、それが自分に備わっていることを示しましょう。

これまでの職務で得たスキルはなんですか?

新卒採用ではなく転職の場合に聞かれる質問です。土木建設の業界で働いた経験がない場合は、これまでの職務経験やスキルについて尋ねられることがあります。このような質問でも、ポジティブな返答をすることが大切です。

土木建設とは関係が薄い業界である場合などでも、前職の仕事についてネガティブな発言は控えましょう。どのような仕事であっても、「この人は仕事に対してネガティブな態度を取る人」と思われてしまうかもしれません。退職理由が後ろ向きであっても、前向きな理由で転職を目指していると発想を変え、前職で学んだ内容など、自分にとってポジティブに捉えながら、自分の強みに変えていきます。

また、社会人として働くにあたり、どの仕事でも共通して大切になるものに、コミュニケーション能力を挙げることができます。納得できる自分の経験を踏まえつつ、「しっかりとコミュニケーション取ることができる」または「取る努力ができる」ということを伝えられると良いでしょう。

今後のキャリアプランを聞かせてください。

面接とは、採用担当者からの質問に答えるだけでなく、自分自身をプレゼンする場です。謙虚さやマナーを大切にしながら、自分自身の熱意や将来像をしっかりと語り、採用担当者に印象を与えることが、採用の近道です。

また、土木施工管理技士にような技術者の職業は、将来的なキャリアプランを設計できていることが求められます。キャリアプランと聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、どのような自分になりたいのか、という目標を考えていくことからスタートしてみてください。未経験の他業種を目指す場合、企業はその人に投資できるかどうかを見極めたいと考えています。仕事を通してどのようになりたいのか、また、どんな自分になることで、企業や社会にどのように貢献していきたいと考えているのか、自分自身の考えを伝えましょう。

最後に何か質問はありますか?

面接の最後に尋ねられることが多い質問です。ある意味、鉄板の質問と言えますが、「特にありません」という回答は、ベストではありません。ひとつひとつの質問を自分のアピールにつなげるためにも、ぜひ自ら質問を準備して投げかけるようにしましょう。

入社後のギャップをなくすためにも、採用担当者に尋ねるべき質問は、自分自身が働く上で重視しているポイントについてでしょう。例えば、入社後の仕事内容や勤務地といった具体的な質問はもちろん、場があたたまっていると判断できれば、実際の給与や残業時間、待遇などについて気になっていることを聞いてみましょう。「今後、スキルアップにつなげていきたいため、現状、自分が身につけるべきスキルはなんでしょうか?」といった質問も、成長意欲が感じられるため好印象です。

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