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【受験要綱】土木施工管理技士試験を受験できる要件

土木施工管理技士試験を受験できる要件を調査しました。
学歴によって受験できないということはありませんが、それぞれ実務経験に関する要件がありますので紹介します。
また、1級試験を受けるためには2級試験に合格している必要もあります。

大卒から

最終学歴が大学卒業者である場合における受験資格は、下記の通りとなっています。

  • 1級:指定学科の場合は卒業後3年以上、土木施工に関する実務経験年数があること
       指定学科以外の場合は卒業後4年6月以上、土木施工に関する実務経験年数があること
  • 2級:指定学科の場合は卒業後1年以上、土木施工に関する実務経験年数があること
       指定学科以外の場合は卒業後1年6月以上、土木施工に関する実務経験年数があること

高卒から

最終学歴が高校卒業者である場合における受験資格は、下記の通りとなっています。

  • 1級:卒業後8年以上の実務経験(その実務経験に指導監督的実務経験を含み、かつ5年以上の実務経験の後専任の監理技術者による指導を受けた実務経験2年以上を含む)
       ただし、専任の主任技術者の実務経験が1年以上ある場合は卒業後8年以上であれば受験可
  • 2級:指定学科の場合は卒業後3年以上、指定学科以外の場合は卒業後4年6月以上

中卒から

土木施行管理技士試験は、実務への従事経験を重視した資格試験であるため、最終学歴により受験ができなくなるといったことはありません。
したがって、最終学歴が中学卒業であっても受験をすることが可能です。
卒業からの経過年数などの要件としては高校卒業者と同じ内容となっているため、卒業後一定期間の土木施工に関する実務経験があれば受験することが可能です。

前科あり

土木施工管理技士の受験資格において、「前科を持つ者は受けられない」といった定めはありません。
そのため仮に前科があったとしても試験を受けることは可能であるといえるでしょう。
一部の国家試験では受験ができない場合や受験ができても合格後の登録ができない場合などがあるようです。

現在無職

土木施工管理技士の受験資格において、職業に関する要件や定めはありません。
そのため現時点で無職であっても他の要件を満たしていれば試験を受けることは可能です。
しかしながら実務に従事していた証明が必要な場合(1級試験の受験時など)、従事証明を以前勤めていた先の会社に記入してもらわなければいけないことがあります。
受験を検討している方は事前に書類対応が可能かどうかを確認しておくとよいでしょう。

高齢(50代以上)

土木施工管理技士の受験資格のうち、年齢に関して定められている事項は「試験実施年度において満17歳以上となる方」です。
したがって、50代以上の高齢の方であってもその他の要件さえ満たしていれば受験することが可能です。
過去に土木施工の実務に従事していた方であれば、経験年数次第で試験は受けられますが、実務経験の従事証明が必要になる場合は会社印の押印などの対応が必要になることがありますので、自分の環境を確認して必要な対応を行って下さい。

女性

土木施工管理技士の試験を受験するにあたって、性別は要件となりません。
男性でも女性でも受験することができますので、基本的な受験資格の要件を満たしていれば問題なく試験が受けられるでしょう。
1級試験を受けるためには2級試験への合格だけではなく実務経験年数も必要になりますので、取得を目指して受験を考えている方は現場で業務に従事して経験を積むことをおすすめします。

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