CADを自在に操る名古屋の土木女子の「現場の本音」

CADが扱えるので、転職するにあたり業界雇用に関係なく探したらティーネットジャパンがヒットしました。未経験の業界でしたが、新しい事に挑戦するのってカッコいいと思ったので飛び込みました。

現在はCADオペレーターとして主に高速道路の損傷個所をCAD上に記入する作業を行っています。そのほかには、図面修正や追加、損傷個所を記入する為の白図作成、トレース作業、専用システムに写真の登録をする作業などを行っています。

挨拶はします。大事です。
一度できあがった物を2度、3度とやり過ぎなぐらいチェックをし、分からない事は直ぐに聞いたりメモしたり、提出期限も1～2日前には出せる感じに自分の中で予定を立てて進めることにこだわっています。あとは、相手の予定も踏まえて完了等の報告をするようにしています。
全ての業界でも言える基本的な事なのですが、私はこれらが大切だと思っています。

CADオペレーターという事で様々なコマンドを駆使して業務を行うのですが、業務先の方から「○○のやり方どうしたら早くできるか教えて」と聞かれる事がしばしばあります。 そんなときには、できるだけ分かりやすく、且つ、より早くできるようなコマンドを伝えるようにしています。
それに対して「ありがとう！」や「CAD操作に結構自信あったけど、こんなやり方があるんだ！」と、感謝や新しい情報を知ったときの顔を見たとき、今までの経験は無駄じゃなかった…と思えてやりがいを感じています。

また、聞いたことはあったけど、何のことか分からなかった専門用語を覚えたときに、なんだかカッコいいと思います。

初めて見る図面の損傷個所（手書き）の番号をドキュワークスと言うソフトを使って大量に振って行く作業がありました。CADは得意ですが、ドキュは矢印の作図や図形移動がとても扱い難いので、顔を真っ赤にしながら、ズレない様に配置していました。案の定、完成した私の図面を見るとガッタガタだったのですが、慣れている人は綺麗に配置されていて、とても印象深かったです。

発注者支援業務については、「発注者支援業務」という言葉自体を知らなかったので、こんな業種もあるのかと初めは思いました。そのような私が「今までと違う環境や業務内容に、こんなに深く関わって良いのか」と感激した覚えがあります。道路関係の図面も個性的で、初めて見たときはどの線が車線になるのか全くわかりませんでしたが、今は何とか覚えました。チャレンジ精神を燃やせるのが発注者支援業務の魅力です。

ティーネットジャパンの魅力は人だと思います。個性的な方々が集まっていて、CADで新しいコマンドを覚えたものをこちらに来て教えてくれたりと、大変感謝しています。 専門知識が豊富な方が多いので、資格を取りたい時や私みたいな初心者でも聞けば何度でも何回でも教えて頂ける有難い職場です。

A0やA1の長い図面を大量に折らなければならない仕事がありました。最終的に冊子みたいな形にして完成なのですが、A3みたいな簡単な折ではなく、初めてのロング図面の折り作業で、いくら注意して折ってもズレズレで怒られ、またズレにズレてやり直しという事がありました。

コツを教えて頂きました。数をこなしていくうちに、段々と綺麗に仕上がっていきました。 時間がかかっていた頃と比べると、今では「何分ぐらいで仕上がるな」と、時間配分までできるようになりました。 「綺麗に仕上がったね」と言われ、仕事人としての成長を感じました。

苦労ではないのですが、圧倒的に男性が多い業界なので、ついつい何かしら甘えてしまう部分があります。ですので、限界が来るまでは自分の力でやる努力中です。

経験が一番重視される業界だと思いますので思い立ったら行動して経験を積み重ねて頂きたいです。資格も取れるものは出来るだけ取っとくと良いと思います。 女性だからとかは関係なく成長したいと言う方は重宝される筈です。

3D-CADやドローンを使った仕事もやってみたいです。それと、デカい工事車両とか使いこなした仕事をするのもやってみたいですね。