コンシステンシーは、粘性のある物質に力が加えられた際の抵抗性を示す用語であり、土質力学やコンクリート工学などで利用されます。ここでは、土木施工管理技士として知っておくべきコンシステンシーについてまとめました。
コンシステンシーとは、コンクリート工学や土質力学といった分野で使用される専門用語で、粘性の物質に力を加えた際の変形や流動に対する抵抗性を意味しています。
例えばコンクリート工学においてコンシステンシーを用いる場合、それはフレッシュコンクリートの性質を示しており、変形性や流動性に対する抵抗性の程度を示す数値となります。一方、土質力学で使用されるコンシステンシーは、細粒土と含水比の関係によって変化する変形・流動に対する抵抗性を示していると考えられるでしょう。
コンクリート工学において、コンクリートの性質を表す用語として「ワーカビリティー」といったものもあります。
ワーカビリティーは、運搬・打ち込み・締め固め・仕上げといった作業のしやすさを示す指標であり、コンシステンシーと材料分離抵抗性の程度によって決定されます。
コンシステンシーはフレッシュコンクリートの変形・流動への抵抗性であり、ワーカビリティーはコンシステンシーを踏まえた作業性と考えることができるでしょう。
土質工学においてコンシステンシーは、土質と含水比の関係によって変化する変形や流動に対する抵抗性を示しています。一方、土質は含水量によって液体状や塑性体、半固体、そして固体へと変化します。
コンシステンシー限界とは、土質の状態変化の境界を示す指標の一つであり、例えば液体状から塑性体へ変化する際の境界は「液性限界」として区別するものです。
なお、コンシステンシー限界には液性限界のほかにも塑性限界や収縮限界などがあります。
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