建設工事の現場監督を行い、現場のキーパーソンにもなり得る土木施工管理技士。
この資格を持っている人の年収はどれくらいなのでしょうか。
1級・2級の資格別や同じ業界の他資格との比較情報もまとめましたので、紹介します。
土木施工管理の仕事における平均年収は489万円となっています。
月給に換算すると約41万円となっており、この数字は一般的な感覚で見ても高い水準であると言えるのではないでしょうか。
ただしこれはあくまでも土木施工管理の仕事に対する平均年収であり、1級施工管理技士の資格を持っているかどうかや経験年数などによっても変わってくるものであると思われます。
参照元：求人ボックス 給料ナビ（https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E5%9C%9F%E6%9C%A8%E6%96%BD%E5%B7%A5%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6）
企業規模によっても年収は異なりますが、土木施工管理技士の資格においては1級・2級のどちらを有しているかによっても手当などでの優遇が変わってきます。
求人掲載サイトによると、施工管理技士の資格を求めている求人において有資格者に対して毎月支給される手当額について調査したところ、下記の結果となったそうです。
これだけを見ても平均でも10,000円、最高額でも40,000円の差があることが分かります。
2級よりも1級の資格を持っている方が、収入面でも圧倒的に有利であることがうかがえます。
参照元：施工管理求人.com（https://sekou-kyujin.com/learn/style/detail/51/#index_id5）
一級建築士の平均年収は511万円となっています。
一級建築士は国交省管轄の国家資格であり、ネームバリューもある資格のため高い水準ではありますが、土木施工管理の489万円も引けを取らない金額となっています。
参照元：求人ボックス 給料ナビ（https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E4%B8%80%E7%B4%9A%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6）
電気工事施工管理技士の平均年収は547万円となっています。
電気工事施工管理技士も土木施工管理技士同様国交省管轄の国家資格です。
500万を超える水準となっており、国家資格に対する需要の高さがうかがえます。
参照元：求人ボックス 給料ナビ（https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E6%96%BD%E5%B7%A5%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%8A%80%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6）
コンクリート診断士は、前述の他資格とは異なり民間の資格となっています。
なお、他資格と同サイト内に情報が見つからなかったため比較はできませんが、コンクリート診断士の年収は経験が長くなると500～700万円程度と言われています。
専門性が高く、知識や経験を要する資格・仕事なので、土木施工管理や他資格と同様高い給与水準となっています。
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