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不動産デベロッパー

このページでは、では、不動産の開発を主な業務とする不動産デベロッパーについて、仕事内容の特徴ややりがい、さらに収入面、就職先、将来性などについて多角的に紹介しています。転職先の候補として考えている人は、ヒントとしてぜひお役立てください。

不動産デベロッパーの仕事内容

開発という意味をもつdevelopという語。ここからもわかるように、不動産デベロッパーは、不動産開発を扱う職業です。マンション開発やリゾート開発、大規模住宅地の造成だけでなく、町の再開発事業など、かなり規模の大きな事業を手掛けることが特徴です。

開発は行いますが、建築業務自体に関しては不動産デベロッパーがおこなうことは不可能です。そのため、プロジェクトをすすめるときは、施工管理のみを担当し、建設工事は業者に発注することになります。発注先は、インフラ工事を含めてトータルな対応をしているゼネコンであることが一般的です。

不動産デベロッパーになるには

大手不動産会社は、就職先としてかなり高い人気があるので、厳しい競争を勝ち抜いていく必要があります。そのため、学歴などに関しても、できれば国立大学かあるいは有名私立大学の出身であることが理想的です。また、ビジネス関連の知識を習得できる経済学部や商学部出身の学生が多いようです。

必ず取得しなくてはならないような資格はありません。ただ、宅建建物取引士など、不動産業務に役立つような知識を身に付けられるような資格を取得しておいたほうが、採用試験などの際にはアピールポイントとしても使えるため、有利だといえるでしょう。

不動産デベロッパーの給料・年収

不動産デベロッパーは、大手の上場企業である場合が多く、したがって、多くの収入を見込めるでしょう。平均年収は1,000万円(※)を超えているようです。もちろん、20代のうちからそこまでの年収を得ることは難しいですが、多くは30代で1,000万円に届きます。さらに、管理職までのぼりつめることができれば、年収はよそ1200~1500万円(※)にもなります。

ただ、歩合給を採用している企業もあるので、不動産デベロッパーであっても、確実な年収の金額が保証されているとは限らないという点も、おさえておきましょう。業務量はかなり多いですし、高いスキルも求められます。

(※)参照元:キャリアガーデン

不動産デベロッパーのやりがい

宅地開発などを手掛ける場合、もともと何もなかったような土地を取得することからスタートします。それが、最終的には区分けされ、インフラが整い、非常に多くの住宅が並ぶ町ができあがるわけです。

一度できあがれば、その後、たいていは何十年という単位で長期間にわたって町が残り続けることになります。業務の規模の大きさや、成果の確認のしやすさなどにより、とても大きなやりがいを感じられるはずです。

不動産デベロッパーの就職先

誰もが名前を知っているような有名企業ばかりですから、就職先は、やはり学生からどこも絶大な人気があります。そのため、希望の企業に採用してもらうには、学生のうちから、業務に役立つような知識を学ぶことのできるような資格を取得しておくなど、努力を重ねておくことが大切です。

高い人気をほこる就職先であるとはいえ、離職率の高さについては注意しておかなくてはなりません。これは、不動産デベロッパーに限ったことではなく、不動産業界全体に共通していえることです。また、こういった状況を背景に、転職者の採用にも積極姿勢を見せる会社が少なくありません。また、転職者とひとくちにいっても、たとえば土木施工管理技士として勤めていた経験があれば、建築物を扱う仕事であるという点において関連性があるため、不動産業界未経験の応募者と比較すれば、アピールポイントとしてプラスに働くことも考えられます。

不動産デベロッパーの将来性

不動産デベロッパーが取り扱う新築住宅案件などは、人口減少が続いていることを考えると、おのずと減少傾向にむかっていくと予想されます。とはいえ、不動素案デベロッパーにしか対応できないような大規模開発などのニーズ自体がなくなることは考えにくいです。

これまでは国内案件の比率が大きかったのですが、将来的には、その比率に変化が生じると予想されます。海外の案件が増えていくでしょうし、そういった流れとともに、不動産デベロッパーの活躍の場や、さらには業務内容についても、少しずつではあっても変化がみられるようになるでしょう。

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