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土木施工管理技士の志望動機の書き方は?

志望動機はどう書けばいい?

土木施工管理技士への転職を考える際、履歴書や面接で自己アピールをするための志望動機をどのようにまとめ、伝えるか、悩まれる方もいるのではないでしょうか。

未経験での転職であれば、「自分がイメージしている土木施工管理技士の仕事がどれほど現実と合致しているのか」「自分の志望動機と企業側が求めている人材と合致しているかどうか」など、押さえておきたいポイントは多いでしょう。

そこで下記では、土木施工管理技師への転職を考えている人に目を通して欲しい、志望動機の書き方やまとめ方などのコツについてご紹介しています。未経験から目指す場合、志望動機のNG例などについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

志望動機を書くポイントは?

熱意を具体的に伝える

経験者の場合

前職までの経験を活かした転職を考えているのであれば、その強みを活かし、どのように会社に貢献できるのかをアピールすると良いでしょう。

企業側も、土木施工管理技士の資格を取得している人、現場の実務経験もある転職希望者を求めている場合も多く見られます。自社の受注事業で即戦力となれるようなスキルや経験を求めます。

未経験から目指す場合

未経験の転職希望者を採用しようという場合には、スキルや経験は最初から求められていません。

企業側が「未経験でもOK」という条件で土木施工管理技士を募集している場合、求められているのは、「本当に熱意があるかどうか」、ゆくゆくは管理や監督の仕事を任せられるような「信頼できる人間であるかどうか」といった点です。土木施工管理技士としての資格やスキルは入社後に学べばよいですし、企業側にもそのサポートをする準備があります。

未経験で土木施工管理技士を目指す際の志望動機として最も大事なことは、「土木施工管理技士として働きたい」という熱意を伝えること、そして、「それを具体的な理由に落とし込んで伝えられること」にほかなりません。熱意を具体的に伝えることを志望動機の最大の目的として考えていきましょう。

曖昧な部分をなくす

志望動機には具体性が必要です。「自分が土木施工管理技士になったら、こんなふうに頑張りたい」という具体的な内容はもちろん、「そもそも施工管理技士という仕事を志している理由はなにか」「なぜその企業を選んだのか」といったことについて、具体的に記載するようにしましょう。目指す理由は人によって異なるでしょう。それが自分のオリジナルの志望動機となります。

反対に、志望動機が曖昧に感じられたり、その人自身の考え、心からの思いに具体性がない場合、「この人は本当に施工管理技士として頑張ってくれるのか」「途中で辞めてしまうのではないか」と疑問を持たれてしまいます。単純に「興味があるから」、「やってみたいから」といった内容にならないように、「土木施工管理技士としてこんなことを頑張りたい」と明確に言えるようにしましょう。

また、志望動機が具体的でないパターンとしては、「経験を積みたい」「学びたい」といった言葉を多用してしまうことが挙げられます。入社後に成長するための努力は欠かせませんが、実際に入社すれば、社員の一員として会社に貢献しなければなりません。、こういった言葉を多用すると、「学生気分」「自分本意」といった印象を与えてしまいかねません。重要なのは成長するための熱意があること、そしてどのように貢献できる存在になるのかというビジョンを持ち、企業側に知ってもらうことが大切です。

体力やチームワークに自信があればなおよし

土木施工管理技士は、野外での建設工事の管理を担当したりと、体力や統率力が求められる仕事です。もし自分の体力やチームの統率力をアピールできるエピソードがあれば、ぜひ志望動機のなかに含めてみると良いでしょう。スポーツや部活の経験、他の企業でチームで一丸となって働いた経験など、施工管理技士としての資格がないぶん、自分が施工管理技士として働くことに向いていることを上手にアピールすることができればなお良しです。

福利厚生や待遇ばかりはNG

企業選びをするにあたって、福利厚生や待遇面を重視することもあるでしょう。しかし、実際に履歴書を提出しても、志望動機のなかにそういった待遇面のことを書きすぎると、企業側からはあまり印象はよくないかもしれません。

「給料が良いから」「週休2日だから」「福利厚生が充実しているから」といったことを志望動機として強調しすぎると、企業側からは「待遇面ばかりで自社を選んだだけでは、積極的に自分から頑張ろうという意欲が感じられない」といった受け取られ方をされかねません。志望動機は「自分の熱意」や「具体的に頑張りたいこと」など、積極的な理由を中心に書くようにしましょう。

土木施工管理技士になる熱意を伝えよう

どのような仕事もそうですが、志望動機で大事なことは、「自分の積極的な熱意を、具体的に伝えられるかどうか」です。土木施工管理技士の志望動機でも、職業研究や企業研究を十分に行うことで、自分の熱意を具体的な言葉に落とし込むことができるでしょう。待遇など自分本位な志望動機にならないように、注意することもポイントのひとつです。

志望動機を書く前に

志望動機を整理する前に、そもそも土木施工管理技師とはどのような仕事なのか、あらためて職業研究をしてみてください。

土木施工管理技士は、土木建設工事の工事現場を管理する仕事です。その具体的な仕事内容は、大別すれば次の4つになります。

まずは「工程管理」。これは、竣工までに建設工事のスケジュールを調整して、その後の進捗について管理を行う業務です。また、建設工事が仕様書通りに行われているかを管理する「品質管理」。さらに現場の作業員や職人さんをはじめ、事故が起こらないように管理する「安全管理」。そして、資材や人件費などを予算におさめる「原価管理」。土木施工管理技士は、現場を監督するポジションとして、これら多岐にわたる管理業務を行わなければなりません。

どれかひとつでも管理がぬかってしまうと、担当する工事が立ち行かなくなってしまうことはおろか、場合によっては人命にも関わりかねないものですから、土木施工管理技士の仕事はとても責任があります。土木施工管理技士は、国家資格の有資格者としての知識はもちろん、細かいことにも気が付く観察力やコミュニケーション能力が欠かせないのです。

やりがいについても知っておこう

転職において志望動機を考える際は、土木施工管理技士の仕事内容について職業研究を行うことはもちろん、その仕事のやりがいについても知っておくことが欠かせません。どのような仕事にも大変な側面がありますが、それを行うやりがいについて認識していれば、やりとげることができるものです。志望動機を考える上でも、その仕事で得られるやりがいについて自分がどう思っているのか、言及するようにしましょう。

土木施工管理技士それぞれに仕事のやりがいは異なるかもしれませんが、一般的によく言われることは、手掛けた建設工事が完成して、目に見えるようになったときの達成感です。土木施工管理の仕事は、当初の想定にはなかったトラブルや悪天候による遅れなどが発生する可能性があります。そういった問題を、関係業者と一緒にひとつひとつ乗り越え、ようやく無事に完成日をむかえられた瞬間は、「土木施工管理技士をやっていてよかった!」と実感できることでしょう。

とりわけ土木工事ともなれば、道路やトンネル、橋、河川やダムといった人々の暮らしに関わるインフラ工事が多く、社会の暮らしに欠かすことができない、社会貢献性がある仕事です。「自分の仕事は人々の暮らしに欠かすことができない!」と使命感を感じながら働くことも、大きなやりがいとして感じられることでしょう。

どんな人が向いているのかを知りましょう

「どのような人が土木施工管理技士に向いているのか」を知ることも、志望動機を考えるさい、実際の自分の性格と土木施工管理技士をつなげて考えてみることに役立ちます。

土木施工管理の仕事には、粘り強い労力が求められます。ひとつの工事が完成するまでにはとても長い時間がかかりますし、大規模な土木工事ともなれば完成まで10年以上、といったスケールになります。しかし、そういった長い工期の建設工事も、ひとつひとつの作業の積み重ねによって完成するものです。「小さな作業に粘り強く取り組める人」が、土木施工管理技士に向いています。

また、工期はもちろん規模も大きい工事になれば、たくさんの工事の関係者が関わることになります。「会社の内外にかかわらず、年代や職種、立場が異なる様々な人々とコミュニケーションできる人」が土木施工管理技士には求められています。そのなかで、リーダーシップをとれるか、冷静に判断することができるか、といった点も重要なポイントです。

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