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土木施工管理技士の悩み

昇給や昇進、転職にも有利な土木施工管理技士は、メリットが多く社会にも貢献できる職業ですが、同時に多くの悩みもあるようです。具体的にどのような大変なことがあるのか、調べてみました。

プライベートが確保できない

土木施工管理技士が抱えやすい悩みの一つは、プライベートの時間を確保しづらいことです。なぜなら、土木施工管理技士は一般の作業員とは異なり、現場監督を任されることが多く、作業の管理や差配など仕事一色の日々となり、多忙を極めるからです。工事の進捗が悪く、納期も迫ってくると、休日出勤を行わなければならないこともあるでしょう。とりわけ、インフラ工事など大規模な案件になると、宿舎での滞在を余儀なくされ、プライベートの時間の確保はますます難しくなるでしょう。

このような実情を踏まえ、仕事とプライベートのメリハリをどのようにつけるか?それが土木施工管理技士の課題になります。

出会いが少ない

建築土木の世界も女性の活躍が増えてきたといわれる昨今ですが、現実は依然として男性人口が多いのが現状です。そのような中、男性の土木施工管理技士は、異性との出会いが少ないという悩みを抱えることになります。結婚相手はおろか、お付き合いする相手についても、職場での自然発生的なカップル成立は難しい状況と言えるでしょう。

このような中、施工管理技士が結婚相手や出会いを求めようとする場合、社内や関連会社を含めたネットワークを活用したり、同僚や上司の奥さんからの紹介、最近であればマッチングアプリの使用といった手段も視野に入れる必要があるでしょう。

付き合いが多い

建築土木で現場監督を任される施工管理技士の責任と権限は重大です。それだけに、取引先や外注先との付き合いも必然的に増えていきます。これも施工管理技士の悩みの一つです。なぜなら、通常の仕事だけでも激務を強いられることに加え、勤務後の時間も奪われるとなると、心身両面の負担は過酷なものになるからです。さらに、飲み会が毎日のように続くとなると、経済的な負担も計り知れません。

取引先との付き合いは確かに重要ですが、それをいかにコントロールしながら、自身の体力とメンタルをキープできるかがポイントになるでしょう。

身体への影響

土木施工管理技士が抱える悩みのなかで最も大きなものは、やはり身体への影響でしょう。土木施工管理技士と聞けば、現場を管理するだけと思われがちですが、実際はやるべき仕事が多く、状況に合わせて自らも一人の作業員として動いたり、現場が終わってからも事務所で図面を作ったりといった作業が必要になります。さらに、資材の手配や搬入、検収、その他のアクシデントを処理したり、数多くの実務をこなさなければなりません。このような日々を続けていけば、疲れは取れず体調を崩すことも考えられます。身体を守り体力と健康を維持しながら、いかに業務をこなしていくか、スケジューリングも重要になります。

まとめ

今回は土木施工管理技士の悩みについて紹介しました。想像以上に悩みの数が多く、驚いた方もいるかもしれません。確かに、土木施工管理技士が抱える悩みは多く、実際の仕事は見た目以上にハードなものです。しかし、一つひとつの悩みを解決する方法を事前に考えておき、計画的に実務をこなしていけば、土木施工管理技士として充実した日々が送れるようになるでしょう。

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