こちらでは、刈払機および刈払機を扱う際に重要な刈払機取扱作業者安全衛生教育について、わかりやすく解説しています。受講することで得られるメリットのほか、受講対象者や教育内容、そして刈払機の種類などについてまとめました。
設置した刃を高速回転させて雑草や下草を刈り取る機械を、刈払機といいます。メーカーによっては「草刈機」という名称が使用されている場合もありますが、基本的には同じ用途をもつ機械です。
刈払機は、幅ひろい業界の現場で、しばしば使用されています。仕事の効率アップにつながる便利な機械ではありますが、身に危険が及ぶおそれのある機械です。刃が非常に早く回転する仕組みになっているので、たとえば、刈刃の跳ね返りや転倒などで刈刃に接触してしまうなどの事故が考えられます。
まちがった方法で刈払機を使用し、労働災害を発生させるなどの事態に陥らないようにするため、作業者に対して安全衛生教育を実施しておくことが重要です。このことは、労働安全衛生法によって義務付けられています。
刈払機取扱作業者安全衛生教育を受講し、修了証を交付されれば、まさにそれが、刈払機の適切に取り扱うための知識・スキルを身に付けていることの証明になります。技術者としての付加価値を高めることにもつながります。
受講前よりも対応可能な仕事の幅を広げることができるようになるのも、大きなメリットだといえます。仕事の幅が広がれば、企業から重宝される存在になり、活躍の場も広がるはずです。
刈払機取扱作業者安全衛生教育は、刈払機の誤った取り扱いによって発生しうる労働災害を防ぐことを最大の狙いとして実施される講座です。労働災害を起こすと、自分の身だけでなく周囲にいた人々をも巻き込んでしまう可能性があります。そのため、受講の対象者も、刈払機を扱う作業の従事者ということになります。
受講修了にともなって発行される「修了証」には、有効期限がありません。姓名が変わるなどした場合には申し出をする必要が生じますが、基本的には、終了証の更新手続きは不要です。また、あわせて発行されるものに「受講記録」があります。受講対象者に講習をきちんと実施したことを証明するものです。事業者の責任のもと、3年間保管しておくことが求められます。
全国各地で実施されている講習会に参加する方法があげられます。事前に受講を申し込み、あとは講義に参加するだけです。参加方法自体はシンプルなのですが、仕事がつまっていて日中にはなかなか時間を空けられないなどの事情があると、スケジュール調整が難しいかもしれません。
出張講習を依頼して講習会を受ける方法もあります。自社の会議室などでの実施にも対応してもらえるので、複数の対象者がいる場合は、特におすすめの受講方法だといえます。ただ、講師の出張費や宿泊費などが発生するため、通常よりもコストがかかってしまうことは、予め把握しておきましょう。
オンラインでWeb講座を受講することも可能です。多忙でスケジュールを調整するのが難しいときや、あるいは講習会が実施される場所まで足を運ぶのが面倒なときに便利な受講方法です。動画の講義を視聴する方法なので、必要に応じて動画を見返すことができます。そのため、自分のペースにあわせて効率的に学習を進められるというよさもあります。
電動式の刈払機と比較すると、とてもパワフルで可動域がリミットレスであるため、大規模農家での使用に適しています。また、このエンジン式刈払機は、構造および燃料の違いによって「2サイクルエンジン」「4サイクルエンジン」の2種類に別けることができます。
前者の2サイクルエンジンはパワフルで、故障も少ないです。そのためプロの間では人気が高いです。ただ、燃費の悪さや音の大きさなどがデメリットとしてあげられます。後者の4サイクルエンジンは、燃費のよさや音の静かさなどのよさがありますが、重量が大きいことがデメリットとしてあげられます。
スイッチ1つで起動できること、音が静かなこと、そして軽量であることなどが特徴です。ただ、パワフルさには欠けるため、大規模農家での使用には不向きです。また、コード式は燃料切れを気にする必要はありませんが、コードがあるため動きが制限されます。一方、充電式は搭載されているバッテリーの分、重量はありますが、コードがないので動きは制限されません。
最も一般的なタイプです。クワガタのように左右に伸びたハンドルの形状が特徴的です。安定性があり使勝手が良いですが、縦の動きを苦手としています。
本体の棒軸の途中に設置されている輪っか状のハンドルを持ち、もう一方の手で棒軸を持って使用します。
排気量の大きいエンジン式刈払機のひとつです。重さのあるエンジン部分を背負うことで、重さに振り回されずに使用できます。馬力があるので、広い場所での作業に適しています。
のこぎり状の円盤型の刃が回転し、雑草を刈り払います。刈った草が飛散しにくいです。ただし、刃先がもろく、硬いものにあたるとチップが破損するおそれがあるので、作業前に石などを取り除いておくことが大切です。
放射状に並んだ2枚~8枚の金属製の刃で、雑草を刈り払います。大きな雑草や、木の枝であっても細いものであれば、刈ることが可能です。チップソーよりも耐久性が高いです。刃を研げば繰り返し使うことができます。
ナイロン製のコードを高速回転させて雑草を刈り払います。軽量なので扱いやすいです。また、石などにあたってもそれほど大きな衝撃を受けないため、刃がかける心配は不要。ただし、丈夫な雑草を刈るのには適していません。
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