日本全国の土木施工管理技士の求人の特徴などをご紹介。エリアごとの違いなど仕事探しの参考にしてください。地元の仕事だけでなく、広く目を向けて探せば希望の仕事が見つかるかもしれません。
土木施工管理プロジェクト多数、大規模建設に関わるチャンス大
北海道エリアは自然が豊かでトンネル・橋梁・ダムなどの大規模プロジェクトも多く、エリアに根差した転勤無しの仕事が多い傾向があります。腰を据えてじっくり働きたい方は希望の求人が見つかりやすいかも？年収に関しても、大きな仕事に関われるため好待遇が期待できそうです。
青森と札幌をつなぐ北海道新幹線の建設が2030年の開業を目指して進められています。最新のトンネル技術で複数のトンネルが掘り進められています。上川郡下川町では、日本最北端の「サンルダム」も着工中。
依然として災害復興需要高い、即戦力として活躍目指せるエリア
震災復興需要が続く東北エリアでは、鉄道や道路などのインフラ整備需要が多く見られます。即戦力として土木施工管理技士の資格所持者や経験者が優遇される傾向がありますが、その分初年度から年収も期待できそう。東北エリア限定の求人も多く、転勤を避けたい方にもおすすめのエリアです。
震災から復興を果たした岩手県の釜石港では、最新技術を投入して被災した防波堤がスピーディーに再建されました。山形県では常時水を貯めない治水型の『最上小国川流水型ダム』の建設が進められています。
発注者支援業務多数、官公庁の仕事経験積みやすい
関東エリアは首都東京から郊外エリアまで幅広い仕事があり、官公庁の発注者支援業務が多いのが特徴。大きなプロジェクトが多く高年収が目指せる反面、転勤ありの企業が多い傾向もあります。全国のプロジェクトを追いかけて成長を目指したい方にとってはピッタリの仕事が見つけやすそうです。
関東の飲み水を支えるために群馬県で進められている「八ッ場ダム」の工事では、10キロメートルものベルトコンベヤで材料を運ぶ方式が採用されています。東京の外周を走る東京外かく環状道路の接続工事では、地中の掘削工事が自動化されるなど最新技術が用いられています。
未経験歓迎のオシゴト多数。資格あれば好待遇も目指せる
中部エリアの求人では、他業種からの転職など未経験歓迎の仕事が多数見られます。期待年収としては少し少ない場合もありますが、働きながら資格を取ればベースアップも目指せます。もちろん土木施工管理技士資格をもっていれば、好待遇の仕事も狙えます。
交通の要所である国道1号線のが通る静岡県では、渋滞解消のために清水バイパスの立体化工事が進められています。また、2023年の開通を目指している北陸新幹線では、敦賀金沢間で20キロメートルものトンネルが掘られています。
官民どちらの仕事も豊富なエリア。他エリアからの転職もしやすい
関西エリアでは官民両方の仕事を経験できる求人が目立ちました。どちらも経験することで、後のステップアップに大きく生きてくるでしょう。寮完備など他エリアからの転職などしやすい求人も見られます。資格があれば30代で800万円など好待遇の仕事もあり、さまざまな要望に応える求人がありそうです。
大阪府茨木市の安威川ダムは都市型ダムとして全国でも珍しい事例です。大阪のメインストリート御堂筋では、地上100メートル越えの高層ビル「オービック御堂筋ビル」の建設が始まっています。
官公庁の公共事業が多く、ワークライフバランス取りやすい
中国・四国エリアでは交通インフラなどの官公庁の発注者支援業務が多く、プライベートも仕事も充実できそうな求人が多数。公共事業のため勤務時間や休日などの処遇面がしっかりしているのが特徴です。資格を活かせば、高年収も狙える仕事もあります。
香川県高松市では、度重なる洪水を防ぐために椛川ダムの建設が進められています。場内にコンクリート製造工場を作るなど工夫が凝らされています。岡山県倉敷では、714メートルの橋梁道路の4車線プロジェクトも進行中。
都市型からインフラ型まで様々なプロジェクトに関われる
自然あふれる郊外エリアから福岡などの都市部まで様々な仕事があるエリアです。九州内での転勤がある企業もありますが、全国転勤に比べれば働きやすいといえるでしょう。地域密着型の働き方で高年収を目指せる求人もあります。女性が活躍中の求人なども見られます。
九州新幹線の長崎と福岡をつなぐ新ルートでは「新長崎トンネル」の工事が進められています。台風などの災害が多い大分県では玉来ダムが2022年の完成を目指して進められています。
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株式会社ティーネットジャパンは、公共事業の計画・発注をサポートする「発注者支援業務」において日本を代表する建設コンサルタントです。
建設コンサルタントにおける『施工計画、施工設備及び積算』部門の売上げで22年連続業界１位を獲得（『日経コンストラクション』2024年4月号「建設コンサルタント決算ランキング2024」）。主に官公庁の事務所に拠点をおいた業務のため、官公庁に準じた完全週休2日制。ゆとりある環境です。
